皆さん、車を購入するときはどのような支払い方法を選択していますか?
もちろんキャッシュ一括払いが一番良い支払い方法は間違いありません。
しかし、車はそんな安い買い物ではなく、大半の方が借金をして購入するのではないでしょうか。
実際私も借金をして車を購入しました。
そんな中で、いざ購入を考えた時に「残クレ設定」をして買う方法や「銀行から借りて」買う方法と選択肢はいくつかります。
そこで、「得」や「家計の楽」を考えて選択をする中で、高金利の「残クレ」での購入方法はどうなのか?を解説していきます。
残クレの概要
まずは概要です。
残価設定型クレジットは、契約時に3〜5年後の残価(残存価値/下取価格に置き換えて考えてもいい)を設定し、残価を除いた金額を分割返済するローンだ。
使用期間中に価値が減る金額だけを返済するから、利用者から見ればリースに似たローンともいえるだろう。返済期間を終えても車両は自分の所有にならないが、残価を除いた金額だけを返済するため、月々の返済額を安く抑えられる。
そして返済期間を終えた時には、
1.車両の返却
2.買い取り
3.再びローンを組み直して所有権が得られるまで返済を続ける上記3パターンを選べることが多い(再ローンができない場合もあるので要注意)。
ベストカーwebより 引用 https://bestcarweb.jp/news/business/1729
つまり、3年~5年の設定を自身で選び自動的に残金が据置かれます。(車種によって%は異なります)
据置かれた以外の額を3年~5年の範囲で月々支払うため支払を抑えることが出来るという仕組みです。
で、3年~5年経過した後に上記引用の1~3の選択をするという購入方法です。
※支払い中の車検証の所有者ご自身ではなく、ディーラーの名義です。
なので車両保険をつけることをおすすめします。
残クレ設定って実際どうなの?
結論:家庭によってはとてもお得な返済方法だけど基本的には残クレでの支払方法は選択肢から除外した方が良い!です。
ちなみに私の家庭では「お得」な部類に該当したので残クレを設定しました。
ちなみに購入した車両は30系 後期 ヴェルファイア ZAパッケージ 425万円 です。
残クレは選択肢から除外した方が良い理由
理由はシンプルに金利が高いからです。
それに支払いをしている3〜5年の部分の金額分だけに金利が掛かるのではなく、車両全体の額に金利が掛かります。(私の例では425万円に金利が掛かります)
外車は1%を切る車両もありますが国産車は4%前後が多いです。
実際私は4.9%でトヨタのクレジットカードを契約する事で1%下がり、3.9%です。
ちなみにクレジットカードの年会費は1,000円程です。
お得な部類とは?
「お得」というよりも、家計の資金繰りが「楽」と置き換えさせていただきます。
まずは当時の我が家のスペックです。
妻 勤め人(妊娠中、出産後は育休を取得予定) 長男1歳 貯金250万程
こんな感じです。
我が家は車を購入する年に出産が待ち構えていました。(車が故障した為、買い替えは絶対でした)
育休を取得してもらう予定でしたが、一馬力になったら車に係る月々の返済額の限界は2万円(余力はもう少しありましたがそうすると貯金に回せるお金が1万円以下になってしまう)でした。
となると、銀行ローンで 200万の借入 5年返済 金利3.4% と仮定すると月々3万円超え! これは無理だと判断しました。
で、選択肢にいれたのが残クレ設定!
試算上月々の返済額が1万円以下!
よって、我が家ではこちらを選択しました。
我が家の支払いに興味があればこちらもご覧ください。
私の残クレ設定した時の買い方
残クレは大抵3年〜5年で設定できます。
私は4年で設定し残価額は48%程の約200万円
つまり4年後に200万円を
①一括で支払うか
②再度ローンを組むか
③違う新車に乗り換えるか
となるわけです。
私の中では一括で支払う一択です。
この理由は後に説明します。(下の章、価格と価値について)
話は戻し、要するに425万-200万(残価)
=225万円を4年 分割もしくは頭金を入れて減らす方法の2択になります。
ここからがポイント!
頭金を中途半端に入れても残った額に対して金利が発生することから私は225万を頭金としました。
よって月々の返済額は6,500円になりました。(200万×3.9%=78,000円÷12ヶ月=6.5千円)
これなら支払える気がしませんか?
このことから私のおすすめは、頭金をギリギリまで一括で支払うことです!
営業の方に「支払える限界を教えて下さい」と伝えれば教えてくれますよ。
価格と価値について
ここはおまけなので興味なければとばしてください。
けどものすごく大事なことです。
物には【価格】がつけられており、かならずしもその価格通りの物の【価値】ではなかったりします。
具体的に説明します。
車で言うと、フェラーリってかなり高いイメージですがフェラーリは【価値】が高く、値崩れがあまりされません。
つまり、売った時の値段(リセールバリューといいます)が買った時と変わらなかったりもしくは買った時以上の価格で売れたりすることがあるのです。
ここを見極められれば高い買い物でも決して損ではないのです。
国産車で言うと、アルファード・ヴェルファイア・プラド・ランクル・ヴォクシー・ハリヤーあたりが該当します!
このあたりは【リセールバリューの高い車】で検索すればヒットしますので検してみてください。
車の売却はディーラーの下取りではなく、中古車買取屋で!
私は以前、70系ヴォクシー を乗っていました。
7年目の車検を迎えるタイミングで故障し、売却を決断。
H24年車で16万キロw
かなり良いペースで走行していたのでディーラーでの下取り価格はなんと0円w
なので、中古車買取屋さんへ!
そしたら40.5万円で買い取っていただきました。
これは海外需要が高い為だといっておりました。
結論として、どの車もディーラーで下取りしてもらうより中古車買取屋さんで売却した方が高く売れます!
私は❝ラビット❞で売却しました。
いくつか巡った中で一番買い取り価格が高かった為です。
よって、私は残クレの支払い後の選択は、買い取り一択としているわけです!
ちなみに買い取った後は、車検証の所有者の項目は自身になりますよ。
まとめ
・車を購入する時は一旦は残クレでの支払いを選択肢から外す
家計見直した時に余裕がなければ残クレでの支払いを検討する
・残クレを選択した場合は頭金の値段を考える
おすすめは頭金が入れられるギリギリまで支払うこと!月々の支払いを抑えることができることと、無駄な金利を払わなくて済むので。
・車に限らず価格では価値あるものを買うこと
車ならアルファード・プラドあたりがおすすめ
以上、車を購入する際、参考になったら嬉しいです。
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