家を建てる時、住宅メーカーがたくさんありすぎてどこに行ったら良いの?と疑問に思いますよね。
そこで住宅メーカー選びのポイントをお伝えします。
その他、住宅メーカー選びの他、太陽光発電はつけるべきか?おすすめのオプションや実際に住んでみて後悔しているポイント等、疑問点を解説いたします!
私達夫婦は当然のことながらアパートに住んでおりました。
田舎ということもあり家賃も安かったのでもう少しこの2LDKのアパートに住んでいてもいいかという反面、お腹の中に息子を授かって3ヶ月の頃でした。産まれたらとなく手狭感を感じるのかな?とか二階だったので下の人に迷惑かな?とか、家賃払うならローン払った方がいいんじゃね?と、色々思っていました。
ハウスメーカーか??工務店か??
どこのハウスメーカーにしようか迷いますよね?
決めてをご紹介します!
結論:営業マンの接客態度でハウスメーカーに私は決めました!
我が家のハウスメーカーは ㈱アイ工務店 というハウスメーカーで関西の方ではそこそこ大きく事業を行っている会社です。
北関東にもじわじわと進出してきたらしく、私たちにとっては失礼ながら無名のハウスメーカーでした。
本屋で分厚い住宅の本を3冊ほど購入して1000万円台・高気密高断熱を切り口にいくつかハウスメーカー・工務店を巡回し、最後は3社に絞り込んでこちらのハウスメーカーに決めたしだいです。(アイ工務店 と 工務店とついておりますがくくりはハウスメーカーです)
そもそもハウスメーカーと工務店の違いは?
営業さんに聞いた話となりますが、ハウスメーカーは全国や関東など手広く行っており、営業マンがいてコーディネーターがいて建築士がいてと、分業制で行っているのがハウスメーカーだと聞きました。
工務店はどちらかというと地域密着型の比較的小さな会社が地元を中心に営業・事業を行い、一人の人が営業からコーディネート、図面をおこす建築部門を行う、という違いがあるそうです。
つまり、ハウスメーカーは分業制で行っている分金額は高くなりがちに対し、工務店は一人で行う為比較的金額は抑えられるカタチとなります。
しかし、我が家がお世話になった営業マンから言わすと全て一人で行うとなると、営業ばかりに力を入れてしまい、他にあまり労力がつかえないと言っておりました。要は、営業活動後はどうにでもなる、という考え方も持つ人もいるそうです。
その為、提案力は弱くお客様の思いのまま家が造られていきます。
決して悪くはありませんがプロの意見も取り入れたい時がありますよね。
補足:〇〇工務店というハウスメーカーがありますが、昔は小さく行っていた事業がだんだんと大きくなって今更会社名を変更をしたくないので〇〇工務店というハウスメーカーが存在するようです。
何を基準に決めるべきか
私が一番最初に見学したハウスメーカーが高気密高断熱を切り口に家を建てるハウスメーカーでした。
住むなら温かい家・涼しい家がいいですよね。
ということで、我が家は高気密高断熱を切り口にハウスメーカーを探しました。
高断熱高気密住宅とは、壁・床・天井などに断熱材を使って高い断熱性・気密性を実現した住まいのことです。
http://dannetsujyutaku.com/basic/knowledge/definition 参照
なので、自分がここだけは譲れない!というポイントを決めて住宅メーカー選びをすることをおすすめします。
坪単価はいくらくらいが妥当なのか
これがすごい悩みました。
我が家55万円程です。
妥当の数字はないのかもしれませんが、参考までに一つの考え方をご紹介します。
まず安い住宅メーカーでは1坪20万で建てることができますが、何か原因があると疑うべきですw
具体的には、ある程度決まった間取りしか選べなかったり、機密性が低かったりオプションだらけだったりです。
一方で1坪90万という高額の住宅メーカーの場合は、広告料(CMや高価な物で釣るなど)や大工などの外注費にかかる経費が高額であったり利益が異常に乗っかっていたりが原因かと思われます。
名前の知られたメーカーは坪単価が高めになりがちですが同じクオリティで建てられる住宅メーカーは多数存在するのでネームバリューに執着せず根気よく探してみるのが大事です。
子ども目線で考える
家を建てる前と建てた後では間取りや庭を含めた家づくりの考え方が異なったので箇条書きで5つ紹介いたします。
建てる前の考え方
①こたつスタイルではなく、エアコンありのダイニングテーブルスタイル。
②おもちゃを落としたり、落書きされるだろうという予想から床材は特にこだわりなし。
③おもちゃ部屋はなくてよいという考え。
④天然芝生にしようか人工芝にしようか悩んで天然芝。
⑤収納が少ない。
上げるときりがないので重点ポイントのみ上げました。
以下に順に解説します!
建てた後の考え方
①こたつスタイルではなく、エアコンありのダイニングテーブルスタイル。
→2人目が産まれてからダイニングテーブルを片付け、ローテーブルを購入し、こたつはないもののこたつスタイルに切り替えました。理由は、赤ちゃんを床に寝かしておく方が落ちる心配がなくて安心だからです。
②おもちゃを落としたり、落書きされるだろうという予想から床材に特にこだわりなし。
→床材はフローリングです。案の定おもちゃなどを落とされ床には小さな穴が空いたりしていますw
無垢材を使って傷全体を味にしてもよかったのかな?と思いました。幸いは比較手明るいものを選んでおりましたので傷等は目立ちにくいです。
③おもちゃ部屋はなくてよいという考え。
→結論:二畳でもよいので余裕があればあった方がよい、です。その為、我が家お酒を飲む部屋用に作った部屋が完全におもちゃ一色の部屋となり、当分お酒を飲む部屋としては使えなくなりました。。。
④天然芝生にしようか人工芝にしようか悩んで天然芝。
→これについては天然芝にして正解でした!我が家は家族を集めてBBQを年間5回ほど行うので焼けた肉を落としたりしても自然に馴染むので良いです!人工芝だとその部分が焦げたりするそうです。天然芝のデメリットはやはり芝刈りでしょう!正直面倒くさいですが自分で刈った芝は以外と優越感に浸れて庭が小さなゴルフ場に見えたりしますw子供も楽しそうに芝で遊んでくれます。
⑤収納が少ない。
→これは子ども目線とはそれますが、クローゼットなどの収納が子供部屋を除いて1つしかありません。これは見せる収納をするという妻の意見を通した結果です。
最初は絶対物で溢れかえると思っておりましたが意外とどっちでもよいものを取っておくことがなくなり部屋はすっきりしています。あとはあえてクローゼットなどの収納スペースを確保しなくてもシンク下やキッチンクローゼットなどに収納できるので困っておりません。掃除機などもデザイン性のあるもので対応できております。
これは取り入れるべき!
太陽光発電システムや床暖房は誰しもが悩むのではないでしょうか。
そこで私なりの見解となりますが紹介します。
太陽光発電?
結論:いりません!
3つの理由を説明します。
①初期投資に100万ほど掛かります。100万円値引きします!といいますがあれは元々想定していた値引きの戦略であります。よって初期投資に予算がかかる!です。
②向こう10年間は売電収入が保証されます!が逆を言えば10年後はどうなるかわかりませんよ!です。そんなギャンブルに予算を使う必要がありません。しかも性能は年々劣ります。さらに言うなら、売電収入ありきで家計を考えると、10年後の電気代は膨れ上がるし、かといって節約ありきの生活水準を下げるのは無理だと考えます。
③太陽光発電の産廃場所が全国に3か所ほどしかない。よって、処理に莫大なお金がかかる!です。見た目はものすごくダサいし発電効率がほぼないゴミ化したものをいつまでも屋根に乗せて置くのは抵抗ありますよね。
床暖房?
結論:リビングだけでもはつけるべき!です
2つの理由を説明します。
①子供はスリッパを履かないので子供の足に優しい!です。
冬場のフローリングはものすごく冷たくなります。なのでつけることをおすすめします。
我が家は床暖房をつけず試せていないのですが、エアコンの暖房なしでも床暖房で部屋全体が温まるかと思いますので冬場はエアコンいらずです。エアコンは乾燥しますしね。
②完成後では床暖房を導入するのは困難でお金も初期投資したよりも掛かるから!です。
もし入れるか悩むのであれば、多少お金がかかっても床暖房をいれることをおすすめします。
おすすめのオプション
なくても良いものですがあったらより快適なんだろうな、というおすすめのオプションを2つご紹介します。
①お風呂場の床を大きめのタイル張りに変更する!
だいたい標準は細かいタイルのような形状の床であるかとおもいますが赤カビが発生しやすくて、細かい為に掃除がとても困難です。そこで、大きめのタイル張りにオプションで変更をおすすめします。我が家は友人にここを強く勧められていたので迷いなく大きめのタイル張りに変更しました。多少赤カビが生えるものの、少しこするだけで綺麗になります。
②食洗器の導入!
なくても良いかもしれませんが子育て世代にはあった方が家事が圧倒的に楽になります。
もっと言うなら、海外製の大きめで且つ洗浄力が協力な食洗器を導入すべきです。参考までにヨーロッパの方では一日に一回しか洗い物をしないそうです。
朝食から夕食までの食器をすべて食洗器に入れ、夜に洗うそうです。なのでヨーロッパ製の食洗器の方が比較的大きめに造られていたり、強力だったりします。
心理学的にも日々の家事を楽にするツールは満足度が高いと統計にでております。
後悔ポイント
家を建ててみて大きな後悔しているポイントは2つあります。
①床暖房の導入をしなかったこと。
理由は上記に記載のとおりなりますが、やはり子育て世代には床暖房は最強の暖房器具だと実感しました。
②食洗器を導入しなかったこと。
こちらも理由は上記記載のとおりです。家事を楽にすることで満足度も高くなるし、単純に洗い物が面倒なので導入しておけばよかったと心から思っております。
まとめ
・ここだけはどうしても譲らない!という切り口を1つ以上作ること。
・ネームバリューが高いメーカーばかりに目を向けず、時間をかけて中堅業者も検討してみること。
この2つが住宅メーカー選びに後悔をしないポイントかと思います。
住宅メーカーをいくつか選んだら営業マンとの相性で自然に住宅メーカーが決まるかと思います。実際に私がそうでした。
私は根気よく住宅メーカー選びに尽力したので我が家はとても快適に過ごせています。
少しでも住宅メーカー選びの参考になれたら嬉しいです。
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