(R3.2.9更新)
コロナの影響を受けている事業者さんは少なくないと思います。
小売店・旅館業・サービス業をはじめ徐々に建設業・製造業・・・あるいは在宅ワークいわゆるテレワークを導入したあるいは導入しようと考えている方も少なくないのではないでしょうか。
これからコロナに負けずに新たな事にチャレンジしようと考えてる方、朗報です!

持続化補助金とは
正式名称“小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)”といいます。
概要は新たな販路開拓が目的。つまり新規顧客獲得を狙いたい方向けの補助金となります。
加えてこのコロナ版は、コロナの影響を乗り越えるために前向きな投資を行う事業者も必要条件となりました。
補助金は返さなくても良いお金です。
通常採択/率は30%~40%程ですが、この「コロナ特別対応型」は恐らく80%程の脅威の採択率をもたらすことだと個人的に思っております。
詳細については通常版を書き記したものがあるのでこちらをご覧ください。
小規模事業者の要件(従業員の人数)等も記載してます。
コロナ特別対応型と一般型との違い
コロナ特別対応型と一般型との違いは大きくわけて3つあります。
補助率 2/3 は変わりません。 下記参照 B・Cは補助率拡充されました!
①補助上限額が違う!
コロナ型の上限額は100万円!つまり150万円以上で満額の100万円の補助金を受けることが可能です。
150万円以下はその金額に対して、2/3補助となります。(B・Cは3/4に拡充されました)
※特例事業者は補助上限がアップ 6/15以降施行
下記の事業を営む方は補助上限額が引き上がります。
上限額:150万円
補助率:A;2/3、B・C;3/4
②以下のA~Cに該当し、補助対象経費が1/6以上かかる投資であること
A:サプライチェーンの毀損への対応 補助率変わらない
B:非対面型ビジネスモデルへの転換 補助率3/4に拡充
C:テレワーク環境の整備 補助率3/4に拡充
例えば、Bの非対面型ビジネスモデルへの転換のケースで、
Webで注文できるシステムを導入しようとした費用と操作方法の専門家派遣による基礎研修を受けた費用
これを例に1/6以上投資という考え方をお伝えします。(※システム導入費用30万円 専門家派遣による研修費用20万円と仮定)
例:システム導入費用30万円(投資) + その操作方法の専門家派遣による基礎研修を受けた金額20万円のケース。
合計金額50万円×1/6=約8万 投資金額30万円 ≧ 8万円 ⇒ 対象
このように考えて下さい。
設備投資であり且つなにかと抱き合わせで申請しない限りはこの条件はクリアできますのであまり深く考えなくても良いです。
③事前着工がOK
通常補助金は、採択決定通知がきてからの着手となりますが、このコロナ型については特例として、遡及適応が可能です。
つまり、着手して申請してOKということです。
リスクとすると、補助金は必ず通るというものではないということ。
なので、通ればラッキーくらいで考えている方はどんどん着手してしまって構いません。
3.「補助金交付決定通知書」の受領後でないと補助対象となる経費支出等はできません。
【注:今回の「コロナ特別対応型」では遡及適用あり】
審査の結果、採択が決定されると、補助金事務局から採択者に対し、「採択通知書」が送付され、その後、補助金の交付(支払い)対象としての事業の実施を正式に認める「補助金交付決定通知書」が送付されます。補助金の対象となる経費の発注・契約・支出行為は、「補助金交付決定通知書」受領後から可能となるのが原則
ルールです。ただし、今回の公募(コロナ特別対応型)においては、特例として、2020年2月18日以降に発生した経費を遡って補助対象経費として認めます。なお、2020年2月18日以降に開業した者は、開
業日以降に発生した経費に限り、補助対象経費として認めます。事業再開枠については、2020年5月14日以降に発生し、使用したものに関する経費を遡って補助対象経費として認めます
事業再開支援パッケージとは R2.5.26 拡充!
上記補助額が採択された場合、その補助金額と同額で、ある一定用途のみに使える補助金が追加されました。
限度額:50万円(持続化補助金で採択された金額と同額)
つまり、上限めいっぱいで採択が決定すると最大150万円の補助金が受けられる!
補助率:100%(限度額以内なら自己負担額0円)
使用用途:消毒・マスク・清掃、飛沫防止対策(アクリル板・透明シート等)、換気設備等
(例:居酒屋で客席の間仕切りや従業員の飛沫対策用のマスクなど)
申請方法:採択決定通知後に事業計画書等送付されてくるのでそちらを記載のうえ提出
活用事例
想定される活用例
- 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受ける中でも、営業を継続するため、店内飲食のみであった洋食屋が、出前注文を受け付けるためのwebサイトを作成し、来店したい顧客への販売を開始
- 旅館が、移動受付機を導入し、非対面型のサービスを提供する
※参照 中小企業庁 小規模企業振興課 より
ポイントは
①販路開拓のための設備投資であること
②上記、A~C に該当する設備投資であること
ここを抑えておきましょう!
申請から期日までのスケジュール
応募期限
4月下旬の補正予算が通ってからが申請スタートとなりますので、恐らく5月1日が申請開始時期!
締切:第一回;5月15日(金)必着 公募終了(但し、申し込み後も受付を継続すると表記されているのでいくつかに分けて公募申請期限が設けられると予想されます。4/23時点では、この1回のみ)
第二回:6月5日(金)必着 公募終了
第三回:8月7日(金)必着 公募終了
第四回:10月2日(金)必着 公募終了
第五回:12月10日(木)必着 公募終了
応募先
現在は公表されていません。
“準備出来次第のご案内”と表記されてます。その為、申請書類等も公表されておりません。
しかし、予想するに
小規模事業者持続化補助金の通常版と同じ事務局でとりまとめるのではないか、と思います。
通常版と同じ事務局でとりまとめると仮定すると申請書類も同じなのではないかと思います。
応募先が正式に発表になりました。
https://www.smrj.go.jp/news/2020/favgos000000k9ri.html
中小機構となりまして、通常版とは異なりますのでお間違いなよう気を付けてください。
相談先
相談先は各地、商工会議所及び商工会で引き続き行いますので書類のブラッシュアップをお願いしてください。
また、商工会議所・商工会から発行する添付書類もありますので必ず一度相談をしてください。
もちろん無料です。
概算払いによる即時支給
希望する場合は、補助金交付決定額の50%の金額を先に受取ることができる。
提出書類
・様式5
・地方自治体が発行する売上減少証明証を添付
条件
・売上が全同月比20%以上減少している事業者
実績
私の実績です。
この小規模事業者持続化補助金コロナ特別対応型は2020年の特別補助金です。
なので2020年のみしか実施していません。
※第一回は公募がありませんでした。
2020年第2回 申請数1件 うち1件採択 採択率100%
2020年第3回 申請数3件 うち0件採択 採択率0% (参考:全体的な採択率 34%)
2020年第4回 申請数3件 うち2件採択 採択率66・6% (参考:全体的な採択率 37%)
2020年第5回 申請数3件 うち3件採択 採択率100% (参考:全体的な採択率 51.8%)
結果が出次第追記いたします。
まとめ
・この持続化補助金はコロナ特別対応型バージョン
大きな特徴は上限額が100万円とシステム導入等の投資といった限定された条件あり。
・スケジュール第一回の締め切りは5/15(金)
複数回に渡って公募がされる可能性大!
・第二回締め切りは6/5(金) 締 切
・第三回締め切りは8/7(金) 締 切
・第四回締め切りは10/2(金)

以下、採択決定者です。補助金にチャレンジしてみたいけど何をしようか漠然と考えている方は参考になりますよ。
令和2年度補正予算 小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>(第1回受付締切分)
引用:和2年度補正予算 日本商工会議所 小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>
以上、小規模事業者持続化補助金 コロナ特別対応型 の概要でした。
少しでも役に立てたら嬉しいです。
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