コロナ禍でも好調な飲食店の特徴/経営コンサル

ビジネス

コロナ禍という新たな時代が訪れ、飲食店やサービス業といった一般顧客と直接接してマネタイズしていた産業に深刻な時期がやってきています。

お客がこない、人が出歩いていない、予約はキャンセル、宴会がない・・・、などなど。

商工会議所の職員である私は直に経営者の声を目の当たりすることが多く、このような相談を多数受けています。

昨今、マーケティングの勉強をしていることを活かし相談事があると適宜情報として戦略を提供してきました。

しかし、いずれの経営者も行動をしていることが伺えず、結果を得ることができませんでした。

それは、オンラインサロンやブログ、YouTubeで学んだことの情報提供だったので一次情報ではないこともあり、説得力に欠けていたのかもしれません。

しかし、転機が訪れました。

ある飲食店経営者はこのコロナ禍でもとても好調だというのです。

この経営者には戦略提供をしていなかったのですが話をきいていると、私がこれまで他の経営者にお伝えしてきたことを自然と実行しており、結果が出ていたのです。

この瞬間、二次情報であったオンラインサロン等の情報が一次情報へと移り変わりました。

この戦略を詳しく解説していきます。

この疑問を解決
  • 顧客を獲得するにはどうすれば良いだろう?
  • お店を継続していく為の最適な方法は何だろう?
  • コロナ禍でも好調なお店の特徴を知りたいな。

 

なむパパ
なむパパ

読者の推奨として

  • 小規模で運営している経営者(飲食業・小売り業・サービス業等)
  • お店を継続していく努力を惜しまない方
  • 有益情報だと感じたらすぐに行動に移せる方
  • コロナ禍でも前向きに経営改善を使用としている方

2820文字ですので3分以内で読めます。経営していく上での参考にしてみてくださいね。

この記事を読んで得られること
  1. コロナ禍でも好調な飲食店の特徴
  2. 顧客を獲得するのに必要な2つの行動
  3. これから先経営していく上でのヒント
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どう好調な飲食店なのか解説

こちらの店はコロナ禍にも関わらず、

  • 平日でも満席
  • 金曜・土曜は1回転半以上の回転
  • 若い顧客が増えている(特に女性)
  • コロナ禍以前よりも売り上げが伸びている

つまり、コロナ禍なんて関係なく繁盛している店です。

以前からそうだったのではないか?と思う方もいるかもしれませんが決してそんなことはなく、あることがきっかけで、お客様が途絶えなくなっているそうです。

そのあることを解説する前にこのお店の概要(背景)をまずは説明させていただきます。

お店の概要(背景)

このお店の業種は、ごく普通の“居酒屋”です。もう少し細かく言うと

内部環境

  • 焼き鳥と海鮮をメインに取り扱う居酒屋
  • 8坪程度の店構え
    カウンター8席、テーブル3席
  • すきまだらけのお店
    ※昭和初期の空き家を改修している為
  • 20代~30代の顧客が多くなっている
  • 開業3年目
  • 店主の年齢は50歳手前
  • お昼営業11時~13時、夜間営業17時~23時
  • コロナ対策は全くしていない(消毒液くらい)
    ※これはある意味問題

外部環境

  • 市街地に位置し、この飲食店の競合は30店舗以上
  • 少子高齢化都市(人口4万8千人程)
  • 当市は受けていないが県の一部が飲食店の時短要請を受けて、その影響で市街地は閑散

決して昔から地域に根付いたお店でもなく、店主が有名人というわけでもありません。

失礼ながら、味についても当たり障りなく、ここでしか食べられない商品を取り扱ってるわけもなく、有名な商品を提供しているわけでもありません。

しかも、まともにコロナ対策(アクリル板とか)しているわけもないです。

では、なぜ繁盛しているのか、第三者の立場である客観的観点と実際に店主が取り組んでいる様子・インタビュー結果から解説します。

コロナ禍でも好調な飲食店の特徴

このお店は次の2点を無意識に行動しており、繁盛していました。

  • ファンでお店を回す
  • ヒト検索される個性をもつ

上記については、以前ブログを通じてお伝えしていたことです。

とは言え、私も二次情報だったので実態として目の当たりにしたことはなく、今回この居酒屋の店主の話を伺い、一次情報へと変わった瞬間でした!

ファンでお店を回す

顧客には2種類の顧客がいます。

  • 消費者という顧客・・・サービスを単に購入してくれる人
  • ファンという顧客・・・いざという時に手助け(応援)をしてくれる人

コロナ禍で売上が伸び悩んでいるお店の多くの顧客は、消費者であった可能性が高いです。

なので、コロナ禍ではお店に足を運んでくれることは少ないでしょう。

よって、経営が厳しくなります。

一方で、ファンでお店を経営している人はお店がピンチなので足を運んでくれます。

そのおかげで環境悪化に左右されることなく、今もなお繁盛店です。

顧客の多くが消費者であった人はもう時間の問題なのか、というとそうでもありません。

今からでも十分ファンを獲得することができますので安心してください。

詳しくはこちらの記事で記載してあります。

ヒト検索される個性をもつ

現在社会において、どのお店の商品やサービスもコモディティ化(あたりさわりなく)しており、“商品検索”から“ヒト検索”に移り変わっているのはお気づきでしょうか。

例えば、類似した商品の中でよりよい商品を探すのにはSNSやネットが活用がされ、どんなに良い商品を開発(作っても)したとしても顧客に届かないのが現状ですが、知り合いや先輩・後輩が商品やサービスを売り始めたら、そんなに良いものでなくても購入をするかと思います。

これが、ヒト検索に変わっているということです。【誰から買おう】です。

なので、商品やサービス提供者はヒト検索されるように差別化を図る必要があります。

このお店の店主を例にすると、

  • 強面の顔から“ありがとう”が連発する
  • 気さく
  • お酒を飲みながら営業(つまり酔っ払い)
  • 顧客(ファン)にビールなどの配膳をさせる

特に、お酒を飲みながら営業顧客(ファン)にビールなどの配膳をさせるについては、通常ありえないことのようにも思えます。

しかしこれらが顧客に受け入れられ、どうせ飲みに行くならあの店主がいる居酒屋で飲もう、が起きているのです。

この事例は居酒屋ですが、これを自然と行っているのがスナックだと思いませんか?

しかもそういうスナックこそ繁盛している印象はありませんか?

・コロナ禍においても好調なお店は一定数存在する。

お店にファンがついているところと個性があるお店


以上、コロナ禍でも好調な飲食店の特徴/経営コンサル の記事でした。

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ここまで最後までご覧いただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
namupapa

平成元年生まれ 二児の父親
商工会議所の職員であり補助金や助成金の情報は比較的強い。
スノボに明け暮れた20代からお酒をたしなむ30代になった。
2019年から投資を始め、しだいにお金分野とビジネスの分野を中心に勉強する機会が増えた。そのアウトプットの場として2020年よりブログを書き始めた。
起業に向けて地盤を固めつつ、日々実証実験を繰り返している。
保有資格:経営指導員(県家資格)・FP3級
目指す資格:日商簿記3級

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